2022/11/01

Vol12.思い出の昭和45年プリン

プリンの女王のルーツ!お母さんが作った昭和のプリン

ときめくプリン監修の磯貝由起は、1万個以上のプリンを知る「プリンの女王」と呼ばれ、メディア出演も多数。それほどプリンが好きになったきっかけであり、そのルーツは子供の頃食べていた母親の手作りプリン。 今回のコラムは、ときめくプリンの商品でお取り寄せはできませんが、磯貝由起がプリン好きになったきっかけとその秘話についてのお話です。昭和を知ってる人も知らない人も、誰もが懐かさを感じる本物の昭和のプリンで、材料は卵と牛乳と砂糖、バニラエッセンスだけの正直な味なのです。
子供の頃、お母さんが作ってくれていたプリンは、硬くてすだった気泡があって、カラメルがビターでとにかくおいしくて。毎日大事に食べて、最後の一つを母親が譲ってくれるのも嬉しかったという思い出があります。
このプリンが期間限定で大阪の一流ホテル『リーガロイヤルホテル』にて販売。磯貝由起のレシピを、ホテルのシェフが再現。表面は固めに、中はなめらかに、絶妙な焼き加減で仕上げ、別添えのバニラアイスクリームがまたレトロで昭和を思い出します。また、ビターなカラメルにバニラアイスがとってもあう!


写真提供:リーガロイヤルホテル

思い出の昭和45年プリン(別添えのバニラアイスクリーム)¥900

「昭和45年プリン」という名前は、昭和世代がわくわくした大阪万博の年、そしてシェフの生まれ年であるという偶然も重なりこれだ!と決まりました。
実はこちらのプリンを再現したのは2度目。10年前、ある番組の企画で、磯貝由起とお母さんがこのプリンを再現しました。当時、70代で認知症が発症し、記憶力も味覚もなくなり、料理が作れなくなったお母さでしたがいざ始めてみると、思い出を話し、プリンを作る工程を踏む中でだんだんしっかりしてきたのです。プリンを作り上げ食べたことで、驚くほど回復し、また美味しい料理を作るようになりました。「食」とは思い出も、その後の生活にも関わり、元気をつけてくれる人間にとって大事なものなんですね。


「プリンの女王」磯貝 由起氏×「オールデイダイニング リモネ」シェフ 成田 哲也コラボレーション企画 「思い出の昭和45年プリン」概要

【実施店舗】リーガロイヤルホテル (大阪)
      オールデイダイニング リモネ(ウエストウイング1階)

      大阪市北区中之島 5-3-68
【期間】2022年11月30日(水)迄