2023年5月、大阪梅田の阪神百貨店で「スイーツ50選。お馴染みのスイーツから今話題のスイーツまで一挙に語る!」というタイトルで講演会に登壇させていただきました。講演会の概要は、「ブログの総訪問者数155万人、メディア出演経験豊富なスイーツコンシェルジュ磯貝由起が、手土産で喜ばれる太らないスイーツとの付き合い方など、スイーツについてお話しします。また、メディアやSNSで話題になるためのヒットの法則なども紹介します」というものです。
関西で今食べたいスイーツを厳選して紹介し、同時にマーケティングやPRについてもお話ししました。50店舗を一人で厳選して、原稿を書き、写真を用意するのが大変なお仕事でしたが、充実した内容となりました。結果として、定員18名の予定でしたが、会を増やして40名の方に参加いただきました。阪神百貨店のお客様からも帰りがけにさまざまな質問をいただき、とても楽しい体験となりました。

私は「プリンの女王」と呼ばれていますが、スイーツコンシェルジュとして日々、さまざまなスイーツに出会っています。今回は、「今が旬!」というテーマで、ネオ和菓子や専門店のスイーツ、アフタヌーンティー、ひんやりジェラートなどをご紹介しました。特にプリンについては、50店舗中10店舗のプリンをたっぷりと紹介しました。このコラムでは、講演会でのプリン情報について取り上げます。関西のプリンや世界のプリンに関しては、別のコラムで特集する予定ですが、今回は関西のプリンに焦点を当てます。
①『純喫茶 ヒロ』では、イートインできる大好きなプリンを提供しています。このお店は大阪のビジネス街、船場センタービルにある純喫茶です。私が大学時代や就職活動中によく訪れていたお店のプリンは、忘れられない味でした。お店は閉店したと思っていましたが、移転しており、亡くなったお父様の味を娘さんが引き継いでいます。

このお店の大きなプリンは、中はとろっとしていますが固めで、王道の味わいが楽しめます。プリンを焼く容器が特別なのだそうで、それがなくなると作り手さんは自信がないとおっしゃっていました。以前、私がこのお店を関西の朝の人気情報番組で紹介したところ、翌日には中年男性ばかりだった喫茶店に、女性がたくさん訪れて満席になりました。現在では大阪の純喫茶の聖地として大人気のお店となりました。
②
「カフェ&ダイニング イグナイト」の「濃い味プリン」
意外かもしれませんが、ティーショップにプリンがあるホテルは少ないです。しかし、大阪駅直結の「ホテルグランヴィア大阪」のカフェダイニング『イグナイト』では、「イグナイトの濃い味プリン(1,600円、税込み、ドリンク付き)」を楽しむことができます。

このプリンは「龍のたまご」を使用しています。卵の濃厚な味わいが特徴ですが、しつこくないところが良いですね。ビターなカラメルには酸味のある珈琲を混ぜていて、甘すぎず、メリハリのある味わいになっています。また、 甘さを抑えた生クリームとも相性抜群です。
私は「プリンの女王」と呼んでいただき、昭和のプリンブーム再来について考察を求められる機会が多くあります。その中で最近のインスタグラムで流行っているプリンは、実際に食べてみると生クリームがたっぷりで濃厚な、いわば令和の新しいタイプのプリンです。しかし、これらの二つのお店のプリンは、本物の昭和のプリンなのです。
その他にも、関西で購入できるプリンとして、芦屋ボッテガブルーの「女王プリン」や、神戸ルーチェファームの「太陽のプリンプレミアム」、京都ソラアオの「マスカルポーネチーズぷりん」をご紹介しました。
今回のコラムでは講演会での関西のプリンを詳しく書きました。世界のプリンに関してはまた別のコラムで特集します。どうぞお楽しみに。